2009年4月10日金曜日

人間という小宇宙

大宇宙に対して人間一人一人は小宇宙の存在である。太陽系の中で太陽を中心として地球や他の惑星が周回しているように、自我を中心として周回する魂の在り様や、心臓を中心にして血管で繋がれながら様々な臓器が、回っている血液から見るなら周回している。心臓から上部に向かって巡回する血液は、頭部という意識圏、太陽系で言えば地球領域を動作させ外界の印象を受け取っている。心臓から下部に向かって巡回する血液は臓器という無意識圏、太陽系で言えば他の惑星領域を動作させ外界次元に住む為の肉体を維持している。臓器や内部組織が無意識の内に動いているように、太陽系の外的在り様は無意識の内に太陽系の存続在り様に欠かせない作用と緻密さを備えて周回している。人間の臓器の一つや組織が病むなら生命維持に影響を及ぼすように、これらの惑星の一つでも異常が起こったり周回軌道に異変が起こるなら太陽系の存在自体が危ぶまれる。心臓や循環器系が人間として即ち自我としての外的表現であるように、太陽は宇宙自我としての外的表現であり、頭部が意識圏として魂の活動領域を統括しているように、地球は宇宙意識圏として宇宙の魂の活動領域がその役目である。人間という内なる宇宙に魂の病みを抱え身体異常という病を抱えているという意味は、意識圏での活動異常であり、無意識圏では内臓の惑星軌道が正しく作用されていないことによる。魂の故郷である神様に直結する正しい自我から離れてしまって異常な宇宙様相を見せている。自我の表現である循環器系即ち血の在り様が冒されている。人類は血の正しい在り様を求めて彷徨ってきた。宇宙自我であるところの神様が宇宙的行動を進めてきたのが救援摂理であり、人類は真の父母という正しい血の在り様即ち神様に直結する自我の在り様を求めてきた。祝福を受けると言う意味は神への血統転換であり自分という異常宇宙を本来の宇宙の在り様に生まれ変わらせる事を言う。

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