2009年11月27日金曜日

2010年を迎える準備

今日、11月最後の安侍日を迎えた。あとひと月を終えれば、2010年が広がっている。霊界に対する理解を少しでも理解した者であれば、古い年から新しい年を迎えるという意味がわかると思うが、それぞれの年を受け持つ霊的存在は違う。摂理の緩慢な進み方をした過去の年から年への引継ぎと違い、倍加速度的に進める必要性があったここ数年間、そして更なる驚きの動きと進化を見せるはずの2013年までの三年間は、前年から次の年への霊的存在への引継ぎは極端な違いを見せるはずだ。昨日の延長が今日であり、今日の延長が明日だという論理が通じないように、今年の延長が来年であるとは決して言うことはできない。新しい2010年は新しい霊的存在が司る。新しい年に対して何の願いも要求も持たないのであれば、新しい年に入って奪われることはあっても何ら得ることはない。どうなるのだろうと言う受け皿でしかない受動的な在り様では生きると言う密度は薄い。魂の活動を強く大きくすることが生きることの密度を濃くすることであり、特に魂活動の意志する力を増し加えねばならない。だから新しい年に向けて自分の意志を差し出さなければ、2010年の霊的存在への働きかけは非情に微弱な磁気作用としかならない。新しい年を実りあるものとするかどうかの準備は既に始まっている。内外の願望を明確にしながら、それを達成する為に覚悟もし決意も供えて旧年から新年へ足をまたぐ者となる。覚悟と決意としての意志の力を差し出すことで2010年を司る高次の霊的存在は対応せざるを得ない。自分の実力や信仰如何を問う前に、そこに働きかけることが先ず大切なのだ。受動的在り様ではなく能動的在り様、即ち自分の意志を差し出すことが大切なのだ。意識を持つところに光は届けられる。意志するところに霊界も神様も働く。

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