2009年11月27日金曜日

今日の想い 122

我々が理解してもしなくても、御父様は語られる。我々の脳みそに理解できるように語られるのではなく、明らかに霊界を視野の先に置かれて語っておられる。霊界をそれなりに理解している者も、自分の霊的度合いに応じた高みまでしか捉えることができず、御父様の数理に関する事柄に対しては口が開いたままだろう。我々は宗教的な次元で御父様に接しているけれど、宗教的な事柄は堕落人間の復帰や蕩減内容に関わる事柄であって、復帰の路程を完成されたそれ以降の創造に関する領域には入ることを許されていない。この地上世界は堕落世界であって、この世の神、サタン主管の世界であり、地上世界の道理も数理も天的なものをサタン的に組み替えられている。地上世界の道理と数理に従う以上、地上界はサタン世界を脱することはできない。御父様は全てを勝利されて神様と一つになられ、組み替えられた道理と数理を天のものとして新たに創造されておられると言うことができる。本然である新たな数理と道理によって、地上界は地上天国となりサタン的進入を許すことはない。数理には全くサタン的な事柄は関与できないとの認識を持っていたが、理念界に通じれば数理の中にサタンに拠って歪められたものとして隠れているのが理解できるのだろう。御父様が語られる数理の内容をこの世の数理で、この世の脳みそで理解しようとしてもできるはずがない。絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準と一つになった位置で御父様の勝利権を相続し、御父様と完全一体となった基準でこそ、歪められたサタン的論理と数理で組み込まれたシナプスを大宇宙の中心と連結されることで、高次の領域と直結される脳神経が創造される。そこに立ってこそ御父様の数理の話は腑に落ちるし、視認している肉体を持たれた御父様ではなく、神様とひとつになられた新たな時空を創造される御父様を見ることができる。

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