2013年7月19日金曜日

今日の想い 595

生活経済は平準化されるべきだし世界的に平準化の流れは止まらない。にもかかわらず弾けて当たり前のバブル経済も未だに弾けず、富める者はさらに富んでバブルの広がりを更に増している。風船はその許容量があってそれを越えると必ず破裂する。バブル経済もその許容量があってそれを越えると必ず破裂するはずだが、耐えに耐えているのかその広がりを恐ろしく増し続けている。人類がこんな状態をかつて経験したことは一度も無い。経済的には既に未知の世界に突入している。どんな経済学者も評論家も一寸先を見通せない。金や物の流れが社会生活の血流だけれども、世界へとその血流領域を増やす為に貨幣経済から信用経済へと発展してきた。しかし信用の遣り取りが侍儀的遣り取りへと、すなわち信用の裏には形あるものないものに拘わらず担保が存在しているが、この世的担保を望まない、更に言えば霊的なもの精神的なものを受け取れるものが担保となりうる経済へと経済の次元を高めて行く必要がある。そこで私達食口が関わってきた、批判の矢面にある霊感が実は信用から侍って用立てする経済、敢えて言えば霊感経済へとその次元を上げる。おそらく食口の誰もが汚点として認識し、自分にどう理解させ周囲にどう説明してよいものか取扱いに苦慮しているこのことが、後天開闢時代の経済の基になるだろう。信用の基に、金匠によって金債権という有りもしない金の額をさも有るもののように流通させたことが経済の発展をもたらしたように、信頼の基に確実に霊感が関与することを私は信じている。物情から人情、人情から天情と流れるように、貨幣経済から信用経済、信用経済から侍儀(霊感)経済へと流れる。ビジネスのあり方はイマジネーションビジネスからインスピレーションビジネスへと変貌していく。御父様は趣味産業の発展を見通されたが、趣味産業は内的な満足感、更には精神的な満足感を満たすものだ。そしてその産業に資本が投入されるとなると信用による見返りを目論んで投入されるのではなく、趣味産業によって人間の精神性が高められ、人格教育の観点から社会や国、人類への内的霊的財産が創造されるという観点で投入される方がその性格に合っている。そうなると会社の利益追求ではなく、よりノンプロフィットのNPO的性格を持った経済団体が主体になるはずだ。霊感がその批判を跳ね除けるほどの内容を持たせるためには、捧げた人達への永遠の生命への責任を負い、それを果たすべくテークケアーしていくべきだ。

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