2009年7月20日月曜日

天の軍勢

自分の中に巣食う恐れこそ、当面の敵だろう。事或る毎に恐怖意識が頭をもたげる。身体を起こしてムクムクと大きくなる。大きくなって両腕を広げ、自分に襲い掛かる。脅しに掛かる相手や、不安や心配こそが、恐怖そのもののように思えるけれど、その実体は弱い自分が作り出した恐怖意識だ。誰でもない自分が作り出したものを、何処かから襲ってくるような認識に捕らわれているけれど、自分の意識の深いところで自分が無意識の内に作り出している存在だ。思考は実体化するものであるけれど、無意識下の思考、血族的因縁的思考が作り出した、自分が背負う負の因縁である。戦う相手は表面下の無意識圏の自分であり、その根源は神様に相反する悪魔存在の霊が介入している。そこを注視しメスを差込み霊的手術を施していく。万軍の王の位置として戴冠され、それが抽象的装飾的冠位としてではなく、文字通りの万軍の王として、万軍である霊の軍勢をその背後に見る必要がある。地上で闘いに明け暮れた軍勢の多くもまた、絶対善霊として御父母様の背後に陣取っているし、軍神と言われる火星存在、金星存在もいる。忘れてならないことは、意識的であれ無意識であれ、内的霊的闘いの日々であること。目に映るものが闘う相手の正体ではなく、内面に居座る悪魔存在、恐怖意識を煽る悪魔存在こそ戦う相手に違いない。深く祈祷し内面の奥深く進軍しながら神霊的光で分別し悪魔の正体を明確にする。エリコ城陥落の如く、鬨の大声と共に突撃し、一気呵成に成敗する。我々には確かに天の軍勢が背後に控えている。それ故に絶対に勝利する。御父母様の天の運勢圏を相続し、天の攻撃権を扶余されている。内面の宇宙からあらゆるサタン、悪魔存在を淘汰する。

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