2009年7月4日土曜日

今日の想い 88

自我が確立されて定着している自分にはなっていない。自分特有の感情発動の癖や思考パターンが染み付いている。それらのひとつひとつが自分の霊的背後に原因を持っている。全ての霊的背後関係を原因として今の自分を生きている。それは決して本当の意味で生きているとは言えない。本来の自我が押しやられ、拘束され、遮られる事なく自我から自由の光を放つ人間存在となってはいない。何かに憑かれ、何かの奴隷となって願わない地上生を送っている。開放された自我を持つ人間の在り様がどんなものか、誰も知らなかった。神様さえも経験した事はない。しかし真の父母が真の父母として勝利された事で、自我が開放釈放圏で余すことなく光を放つ。真の父母から解き放たれる光こそ人類史上かつて経験のない光様相をそこに見ることができる。真の光の実体は真の愛にある。真の父母から放たれる真の愛を受け取る時、自分が認識する光の概念を覆す光を受け取るべきなのだ。光の概念が変わり、愛の概念が変わる。今まで認識する言葉の全ての概念は死亡圏内での概念であり、死んだ概念なのだ。しかし活きた言葉、ロゴスがもたらす概念を我々は受け取ることができる。御父様の言葉は死亡圏の言葉概念で理解する事はできない。み言を活きた言葉として受け取ることでしか、生命圏の言葉概念は形成されない。生命圏の言葉は活きて自分の内面に働きかける。熱いものが大きくなり止める事が出来ない衝動となって噴出す。熱い熱い太陽存在としての心情が、自分を超え家庭を超え、為に生きたい熱い衝動となって燃え盛り爆発する。笑うに空しく泣くにも実感のなかった他人事の自分の在り様が、生きた言葉、真の父母のみ言で始めて生きることができ、初めて魂が躍動する。

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