口があって、二つの乳房があって、そして聖殿がある。アボジは性の話をされる時、その巡礼の順番を重んじるように話された。この話でピンとくるのは、そう正分合の三段階の話だ。神様、そしてアダムエバに分立され、そして子女繁殖、この三段階を経て人類の創造が為される。人間も同じように、口を通して神霊に挨拶し、陽のアダム神、陰のエバ神を巡り、そうして聖殿に踏み入れるという三段階を経る。お互いが位相の下位位置から位相の上位神霊に挨拶するプロセスを先ず経る。吸引しながら上位神霊を私の中に御迎えし、迎えた上位神霊が下位神霊であるアダム神、エバ神を愛撫しながら開放させ、聖殿の扉が潤うにつれて開かれる。子宮までの参道が十分に用意され聖所から至聖所の奥の院にまで迎え入れる準備が一方で出来る間に、迎えた上位神霊は漲る生殖器へと移動され、参道を降り神霊の種子を放って高揚と繁栄の感情を爆発される。アダムは東の端の存在であり、エバは西の端の存在だ。その極と極の存在が相見えることの奇跡は、半分の存在が男で後の半分の存在が女である地上に於いては、いささか理解しづらいことはよくわかるが、私という存在が地上に現れ生きることの奇跡を理解し、驚嘆するほどの感謝が沸き起こる私でなければ益々その理解は難しいだろう。霊界は心情世界であり地上感情の数百倍の情の世界がそこにある。霊的無知の克服の道は、日々のルーティーンによって感情のない時間を流されるのではなく、同じ景色でも同じ人でも刻々と変わる異なる表情をしっかりと意識し、そこに息づく感情を捉え相対できる己が感情を発動させる。自分自身が受け取るチューナーとなり増幅させるアンプとなり、韓民族を超えるほどに喜怒哀楽を覚え心底からの感謝を供えるそんな日々を送れれば、夫婦生活も性生活も全く色合いを増してくるはずだ。祝福家庭は霊的無知を克服し、誰よりも輝く地上生活を送ってほしい。アボジが差し出された絶対性という概念は、この言葉で霊的無知を克服し神霊と相交わることができる奇跡の言葉だ。アボジは勝利されて既に秘儀を差し出された。要は私達の生きる態度の問題だ。
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