2026年1月5日月曜日

今日の想い 1433

 押し迫った31日に父の葬儀を執り行った。29日夕に息を引き取り、葬儀屋に早速に連絡を入れ30日に通夜をしての31日、年内に済ませた方がいいという頭があったものだから抜かりのないよう段取りすることに意識を集中させた。だから通夜でも葬儀の時も、涙を流し亡骸に話しかけるような余裕はなかった。今は滞りなく終わらせたことの安堵に浸っているが、世間の正月気分でも引いてしまえば改めて父を送ったことへの内面の総括を迫られるだろう。父は幼少の頃、囲炉裏に転がり落ちて左足を大火傷している。子供には左の素足を見せることはなかったが、変形しているのはわかるし不自然な歩き方をしていた。そんな幼少期から出発した父の人生は、難儀なこと多かりし人生だったのは確かだ。勿論私は高校を卒業すると同時に教会に献身し家を飛び出したものだから、長男である私自身が父のもっとも頭の痛かった部分であることはよくわかっている。常に飄々として自然体で生きてきた父だから多くの困難を遣り過ごしてこれた。父の口癖は「なるようにしかならん」で、何かあると常にそう口にしてきた。Let it beが父の人生哲学だった。海外生活が長いし一度も経験のない実質上の喪主だったが、妹夫婦や葬儀社の計らいで何とかこなすことができた。葬儀の後もいろんな手続きが残ってはいるが、父に倣ってLet it beで乗り越えていきたい。

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