2012年2月1日水曜日

今日の想い 382

店があるショッピングセンターにもスポーツクラブが入っている。朝五時の訓読を終えて店に行くとクラブの前の駐車場はほぼ満杯だ。出勤前の一汗をかくためだろう、大きなボストンバッグを肩にかけた男女が、そこだけが異常に明るい店内にどんどん吸い込まれていく。エクササイズに筋トレ。一頃は予想だにしなかったが健康志向に今では誰もがしっかり投資して我が身のケアに余念が無い。本音はシェイプアップなのだろうけれども嗜好品を辞められない状態に比べれば汗を流す方が遥かにいい。以前は丈よりは幅の広がりがある人が目立っていて、少々自分の腹が出ていても気にもしなかったが、最近は引き締まった体型の人が多くて彼らの視線が気になる。中には異常なほど筋肉を盛っている人も見かけるけれど、彼らのそう言った志向はひとつのナルシストの表れなのだろうか。それとも筋肉武装する必要性が認識されるからだろうか。体に筋肉を盛るのもいいけれども私が本当に力をつけなければいけないのは内的な筋力だろうと思う。強い韓国という話をされたけれども、どんなに外的な面で武装したとしても、それを支える内的な強さが無かったら戦えないだろう。日本も事ある毎に第九条問題が話題に上るけれども、精神の柱を失った日本がいくら憲法を変え国防に力を入れたとしても、国を護る気概もなくて形だけ整えても意味がない。そのように、どんなに信仰的取り決めを守ったところで、私の中にみ言葉による柱が立たなければ意味が無い。このみ言葉が私の内面を構築し、内的霊的筋力をもたらす為には、もっと訓読すべきなのだろう。何度も何度も訓読すべきなのだろう。瞑想もし、祈りもしながら更に訓読すべきなのだろう。寒々とした冬の間に、花開く生命が地平の下の見えないところで、その準備に余念がないように、勝利の相続を受けて花咲かせる私になる為に、訓読によるみ言葉の素地がしっかり準備されなければならない。向こうが筋肉オタクなら、私はみ言葉オタクになってやる。

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