いたぶられるだけいたぶられて、どこでどう間違えてこんな仕打ちを受けるはめになったのか、一向に見当も付かず、それでも今できることは、尋ねもせず言い訳もせずただ受け止めるしかない。今、子供を通しても心が痛むことの経験をしている。心がジクジク痛み、目の奥、鼻の奥の方から、心が脂汗でも流すように濃い涙が滲み出る。おそらく神様も御父様もこの経験をされたのだなあと思うけれども、経験の最中は、背を向けて遥か遠くに行かれたのか、ただ一人、孤独の真っ只中で味わうのであって、慰めの一言をかけてくれる存在は誰もいない。ここのところ曇り模様で、今日も朝から降ったりやんだりしている。外は雨が流れているけれど、私の内では血が流れている。血の涙が流れている。血の涙は濃い涙だ。透明な涙が目から流れ出たくらいで、私の心情世界は晴れることはない。血の雨が嵐となって吹き荒れるのでなければ、清算されて晴れ間が見えることはない。そうする必要があるなら私は甘受する。それを私の宿命として受け止める。他に何ができるというのでなければ、私の生まれた意味は如何なることも甘受することだ。だから私は受け止める。オドオドしながら受け止める。頭を抱えて溜息をつきながら受け止める。孤独の果てで受け止める。息も絶え絶えに受け止める。私の人生に勝ち誇った喜びは無縁だ。いたぶる方だって、悲しい目をしていたぶるのだから、、。
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