2013年5月6日月曜日
私達の置かれた摂理的状況を尋ねてみて
グループは御父様を利用している。実体マルスムとしての御父様を只の宗教的指導者として利用している。もちろんみ言葉もいいように解釈して利用している。御父様の霊的勝利圏、霊的勝利圏を御父様という地上実体として現された肉的勝利圏を蔑ろにしている。グループとして特定の子女様を担ぎ上げ、御父様の御子様だから結局は収拾されるはずだと、血を分けた実の子をどこまでも非難されるはずはなく必ず認められるはずだと、そのときまで押し通そうと構えている。しかし御父母様は天地人真の父母であられ、御家庭の父子の関係の父に留まるものではなく、人類の父母であられ、天宙の父母であられる。世界復帰の道理、天宙復帰の道理に合わないのであれば、御子女様に対したとしても親としての位置を犠牲にされる。御父様が宣布される勝利は血と汗と涙の勝利であり、それは血と汗と涙による結果としての勝利でもあるけれど、血と汗と涙を犠牲にする決意と覚悟を御自身が差し出すと言う、結果ではなく意志としての勝利でもある。だから御父様の勝利宣布は犠牲を供える宣布でもある。御父様御自身を犠牲として家庭を立て、御家庭を犠牲(御子女様を犠牲)にして祝福家庭という氏族圏を、、というように、犠牲を供える宣布だ。御父様は御子女様であっても天宙の真の父母の位置で切って棄てられる。それは位置故に人情を棄ててしまわれる無慈悲な恐ろしい御父様でもある。御家庭の中から、その血統圏の中から反逆する者が現れると食口の誰が予想しただろうか。今ですら信じれないし、時間が立てば収束し収拾されると信じる食口は多いだろう。御父様と御子女様の関係、それは神様と天使長に対するアダムエバも全く同じ立場だ。天使長が巧妙にエバを誘惑したように、更に天使長は神様の最も近しい姻戚関係でもありながら、それでも反逆して御心から離れる方向へ導いていった。そして誘惑に乗ったエバは反神様、反アダムの立場に立った。エバは更にアダムを誘惑し、結局エバとひとつになったアダムも反神様の立場に立った。アダムとエバは堕落した張本人である為に復帰、即ち再創造の中心的位置には立てないから、その位置はアベルカインに移された。しかし勝利された御父様とひとつになっておられる御母様が立たれておられる以上、次世代の御子女様が御父母様とは違う方向へ顔を向けられたとしても、それでも御父様の勝利圏が揺らぐことはない。子女様如何に拘わらず、ましてやグループで滅茶苦茶にされた教会がどうなろうが、どんな迂回路、奇策を取ってでも近々地上摂理も完遂する。2020年までの七年路程は、御母様の訴え故に許された特赦的延長路程だろう。本来基元節でタイムリミットを迎え、それまでに氏族復帰、祖国光復を成し遂げて迎えるべきだったけれども、その時点で駄目であってもタイムリミットはタイムリミット、地上的配慮やプロセスを無視して地上天国はハードランディングで為される、いわゆるD-DAYだったはずだ。しかし御母様は基元節前での御父様の聖和という事態を配慮されるよう御父様に相談され願われたが故に、この延長路程は実現できた。或る意味この7年間は摂理的時間が止められた状態にある。この時空を越えた天宙的配慮を鑑みて、決意と覚悟を供えるべきだ。
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