2008年10月9日木曜日
飛躍する
アメリカの経済は底なし沼の様相を現してきた。論理的に考えればこの国は破綻せざるを得ない。諸悪の根源は金融にあるが、実体経済との線引きが為されている訳ではないので影響を受ける。更に金融取引は実体経済とは桁が違うのでその影響は計り知れない。この経済大混乱は摂理的観点から見るとどう説明できるのか。2012年末、或いは2013年初頭に於ける摂理完遂は決定事項で、それに合わせて霊界主導で全ての動向は仕向けられていく。経済の動きも決してそれに漏れる事はない。そこに意志が働いていることは確実だ。摂理の一端を担い歩んできた立場で今我々がどういう状況の中にあるのか、はっきりと認識する必要がある。勿論同じ経済圏内に組し、同じ貨幣同じ価値基準で動いているわけだから、我々だけが浮き上がることは出来ない。しかし摂理動向として経済の流れや方向性が見えるなら、同じように影響を受け同じように混乱の波に曝されるとしても、その対処の仕方は違ったものになるはずだ。前にも述べたように、我々の経済活動は利益そのものにその意義を見出すのでなく、その基盤に意義を見出しその為に利益体制が必要だと捉えるべきだ。神が関与する事ができる真の父母との関連や因縁を付与できれば、そこは我々の基盤として神と霊界にインプットされる。その観点をしっかりと腹に備えてこの混乱期を見渡せば見えるものがないだろうか。予定論に記されているように、復帰摂理の目的も善で、その目的を成就するみ旨もまた善であるべきで、そうであるなら我々の活動が復帰摂理の目的に適っているなら、それに相反する事柄があるはずがない。この混乱期が予定としてあるなら、この混乱期を持って基盤を大きくすることが出来るはずだ。ただ我々の思慮が行き届かない為、津波や大波に翻弄されるしかない。ここが我々事業を担う者に取って、本当に信仰の見せ所であり御父母様に侍り精誠を尽くす踏ん張り処だろう。しかし我々の中に神が相対するものだけなのかどうか、サタンも相対できるものがあるならそれを整理する事が最優先だ。神が相対できる個人となり組織となってこそ、この混乱期を逆手に取る大飛躍が望める。
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