2010年12月19日日曜日

ヒエラルキー (階級)

鉱物、植物、動物、人間、と言ったふうにはっきりとした存在の階級がある。地上世界に於いて階級があるように霊界に於いても階級がある。今年八月に語られたみ言葉に天使世界はその立場まで行けなかったとある。低次の鉱物から高次の人間まで、植物の立場まで行けなかったのが鉱物であり、動物の立場まで行けなかったのが植物であり、人間の立場まで行けなかったのが動物である。そして実体を持たない霊的世界に於いても、天使の立場まで行けなかった霊的存在の階級が幾つかあり、そして天使世界は実体を持って相対を持ち得る人間の立場まで行けなかった存在だ。人間は完成して結婚し父母となってこそ人間という階級の完成であって、神様と一体となられた父母が実体を持たれた神様となって天使世界の相対理想の創造を解決していく。時間的流れから見れば逆とになったと言えるかも知れないが、実体を持たれた神様が本来の創造位置に立たれると言うことの方が正しいだろう。しかしその前段階に於いて堕落が生じる。天使長はアダムとエバが頂点であり中心的存在として最後の存在だとは知らずに、自分が最後だと思った。天使世界より後に創られたが、天使世界の弟妹の位置ではなく、完成すれば天使世界を主管する位置として創られたことを知らなかった。知らなければ教えればよかったと思うのは魂存在、実体存在、自由な存在の人間と同じだと認識しようとするからそう思えるのであって、階級の違う動物に対して、どうして知ろうとしないのかと言っているようなものだろう。御父様は多くの隠されていた霊界の真実を理解できるものとして話される。最近のみ言葉の難解さは地上的認識とはまるっきり違う、霊界認識の難しさにある。十分に理解できる時代圏となり私達の理解も高まったと判断されて語られる。上記の解釈が正しいかどうかは別として、動物や植物のいろんな種族の種を並列的に撒いて創造していく、天使世界霊界も恐らくそんな感じだろうと思うのは大間違いだということがわかる。

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