二月に入ったばかりだと言うのに今日は春がもう来たような暖かな一日だ。数日前までは内陸部の寒波が押し寄せてきて、本格的な寒さへの気構えをしていたのに、嬉しい肩透かしを食わされたような気分だ。道路やパーキングエリアの端に掻き寄せられた雪の山は、薄黒くすすけた肌を見せながら体積を減らし続けている。暖気で霞んでいる青空を見渡せば、このまま春が訪れるような様子だが、そう簡単にはいかないだろう。しかし立春も過ぎれば確実に全ての生命が芽吹く春に近付いてはいる。2011年の春だ。天基2年の歴史的春が近付いている。キリスト教では春の訪れの気分はイースターの祭りという宗教的気分で心魂を満たされている。春と復活祭とは切っても切れない関係にあり、生命の芽吹きから受け取る感情に、イエス様が復活されることによって為される全ての生命の復活の歓びを見ている。クリスチャン達は復活祭を祝いながら、霊的にも春を受け取っている。では統一食口に取っての春はどうだろうか。今年から天暦による名節に換わったために、立春と共に真の神の日、御聖誕日を迎えることとなった。更に愛勝日、神様王権即位式記念も合わせてとなると天基二年からの春はまさしく天宙的春を謳歌する、歴史に無かった霊的高次の春を私達は受け取っている。今までの春には覚えなかった神霊に溢れた春を実感として味わっているだろうか。未だ霊的眠りから醒め切らない私達を御父様は御覧になられて、歓びを歓びとして受け取っていない何とももどかしい思いを持たれているはずだ。
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