2012年5月18日金曜日

今日の想い 405

今日には今日の太陽が東の空から昇っていく。今日昇る太陽が私に希望をもたらすのだろうか。私の中の太陽を引き出してくれるだろうか。しかし明らかに希望を、次の日また次の日と昇る太陽に期待していくことで、限られた時を狭めている。このまま為すすべもなく待ち続ければ、死の罠が口を開けて待っているだろう。光明が差し込んでくるその気配を逃すまいと、あらゆる神経を総動員しながらもここ数日間を送ってきた。しかし未だ暗闇の中を佇んだままでいる。孤独の谷間を通過しなければならないのは、いつのどんな戦いにも当て嵌まるが、何が飛び出すか分からない、蓋を開けてしまいたくても開かないこの期間は、あらゆる否定的感情が圧縮釜の中で煮え滾る。孤独の谷間は地獄そのものだ。戦いを勝利に導こうとするなら、一度は地獄に下り、この否定的感情をなだめて自問する内的作業が要求される。私の中に塵一つでも疑いの思いを残すなら、堕落性からくる思いに主管されるなら、孤独の谷間を行軍し続けることは難しい。戦いの最中には全くの余裕はない。辟易して項垂れる身体を何度も鞭打ちながら、姿勢を正し、目を見開いて、度胸を据え直して、戦いに専念することだ。行軍の足を止めないことだ。出口の見えない産道(トンネル)も、抜けてしまえば勝利の女神が待っていて微笑んでくれる。どんなことがあっても妥協して讒訴圏に留まることがあってはならない。戦いを投げ出せば楽になるかも知れないが、明らかに私の中の霊的支柱は倒れてしまう。御父様に少しでも近付きたい衝動をサタンにくれてやって、その代償に魂の安逸の場をせしめることになる。戦線から辞退してサタンと妥協した姿を、去って反旗をふる者や怨み事を連ねる者たちに見ることができる。分派やグループに接しないように隔離戦術を取ろうとするけれど、私は逆に彼らを注視することで、彼らが失っていて私の中には存在して働いている神霊を確認できる。この世的幸福を投げ打って歩み続ける統一食口を、いつまでも目が覚めないと言いながら彼らは嘲笑うが、過去にみ旨に邁進していた当時の本人が今の自分の姿を嘆き悲しんでいることに気付いていない。与えられた、勝ち取って取り戻す責任を完遂することが、私がサタンの讒訴圏から抜け出す条件でもある。私は私の与えられた戦いに今日も邁進する。私の中の太陽を引き出してみせる。