2012年5月25日金曜日
今日の想い 409
主権の中に悪が台頭してくると北イスラエル、南ユダに分裂され、北イスラエルは惜しみなくアッシリアに手渡され、滅亡させてしまわれた。摂理中心民族、国家であっても、いや中心的な立場であればあるほど容赦ない分別がなされる。アダムとエバが堕落した長成期完成級の時期、彼らがどこに中心をおけばいいのか分からず混沌の中に陥って堕落したように、いかなる食口も思考の混乱を起こして彷徨う。全体に於ける分別が為されると同時に、個人個人に於いてもこの期間はっきりと分別してしまわなければならない。台風一過を待つように眺めているとするなら、個人の分別、ハトを割くことを小さな事として無視していることになる。或る期間内に分別されなければ、グループと共に火に燃やされてしまうだろう。自分の中の分別されないものが何であるか、それを見通すほどに良心が正午の位置にあって霊的に明るければ言うことはないが、未だ陰っていたとしても、御父様に対する絶対信仰を立て、絶対服従を供えていけば、それこそが目が開いていない私の手を引いて導いてくれるものだ。この2012年を侮ってはならない。内的霊的に見えなければ何ら変わりない日々や季節が流れていて、一体何が起こるというのだろうかと、また大地震でも起こるのかと天変地異をイメージするに留まっているけれど、私の中で天地を逆にする大変化が着実に粛々と行われている。気付いて見ると祝福圏の蚊帳の外に立っていたと言うことがないように、だからこそ分別の機会が今与えられているのであり、他人事のように眺めていないではっきりと宣布文を受け入れ、私の中にも宣布して混ざり合った善悪の心魂を割かねばならない。今の今、切迫感を感じない食口は、祝福基準のラインからかなり後れをとっている。