2012年7月3日火曜日

今日の想い 427

緊急非常事態宣言が敷かれるほどに、この辺りも電気のライフラインは壊滅的だった。住んでいるアパートも丸二日ノーパワーで、夜間の照明もさることながら、連日華氏100度を超えるのにエアコンなしで過すのは過酷だった。なるべく冷気を逃がさないよう、閉めたままにしておいた冷蔵庫もさすがに二日は限界で、開けて見ると痛みかかった食料も見受けられた。店は私のアパートから車で五分の場所にあるが、ストームの直後停電はしたものの朝が明けぬうちに復旧して、冷凍庫に詰めた食材1万ドルも助かったし、営業も休むことなくあくる日から開店できた。不安な面持ちで冷凍庫の中をチェックして、問題ないと分かったときは胸を撫で下ろしたが、安堵するだけでは護られたことに対する霊界への対応としてはいささか不十分だろう。霊界のメッセージを読めば誰もが御父様を手放しで賛美し、歯の浮くような表現さえも使って想いを伝えているが、霊界の表現方法とはそう言ったものだ。地上で霊界を動かそうとするなら、大袈裟なくらいの感謝と喜びの表現をすれば霊界は動いて、目に見えて霊界が働いているのが認識できるだろう。日本人は感情を抑えて表に現さないことをよしとする傾向があるが、そこはアメリカ人や韓国人を見習って、悲しく泣きたいときは人目も気にせず涙を流して泣き、嬉しいときは喜びを大きく表現し、オーバーリアクションだと思えるほどに喜怒哀楽を表現して、日本人は丁度いい。周りの状況を見れば、私の店が霊界から護られていることは明らかだ。祭壇をつくってまで感謝の意を供えないまでも、感謝の想いを膨らませ溢れさせて、胸のうちで何度も何度もお礼の言葉を繰り返す。