2012年7月24日火曜日

宇宙船地球号

宇宙船地球号は寸分の狂いもなく軌道を航海している。船が球体であることが宇宙航海を半永久的なものにする。船に乗船しながらも、地上から見れば朝が来て夕が来て、同じ昼と夜を永遠に繰り返しているような錯覚に陥るけれども、黄道十二宮の羅針盤に沿い、微妙に、しかし正確に角度を変えながら、二度と訪れない時間と空間を旅し続けている。私は、私という船も乗りこなせずに、それでも同じ地球号に乗船しながら、まだ見ぬ理想郷への旅を続けている。この宇宙船がかつて存亡の危機に瀕した史実を、幾世代も交代した乗組員の誰が知っているだろうか。人類始祖の堕落という事実は、この宇宙船を悪魔の手に乗っ取られ、理想郷への航海には堪えられない固形物質化した生命のない船に変えられてしまった。神が導かれた復帰の歴史は、この宇宙船地球号の死から生への奪還でもある。この空間世界に同じ元素を共有しながら植物も動物も人類も地球と一心同体であり、この地球に生命がもたらされる為には人類の心魂の霊的目覚めが必須であり、生命の木である第三のアダムとして真の父母を迎え人類は接木されなければならない。人類の心魂の目覚めと浄化、地球心魂の目覚めと浄化は人類と地球の改造計画でもある。堕落して死の状態にある人類の改造計画はまさに佳境に入っている。全ての次元の全ての世界の存在達が、固唾を呑んでみまもっている。地球に宇宙生命が吹き込まれるその瞬間を、、。新しい光が時間を貫き、新しい生命が空間を凌駕する。宇宙船地球号の時空の航海は、新しい次元に突入していく。私達地上人間がその証人であるばかりでなく、降り来たった全霊界の霊界人間たちもその証人になるはずだ。