2012年7月27日金曜日
今日の想い 435
あなたが期待している天国は天国の本質とは異なる。あなたが望んでいる理想世界は本然の世界とは異なる。あなたが望む幸せはお父様が与えようとされる幸せとは異なる。そして、あなたがイメージするメシヤもメシヤの本質からずれている。あなたが間違っていて私のそれの方が正しいと言っているのではない。私もあなた以上にずれている。堕落人間の或る留まった位置で、これが絶対的に正しいと判断を下す私を誰も備えてはいない。原理を、み言葉を、どれだけ理解していると思っていても、それでも正しいと判断できる位置にはない。さらに言えば、良心ですら私の中ではまどろんだままで、判断できるほどの柱として立ってはいない。ではどうやって私自信を導くのか。ひたすら御父様に帰依するしかない。絶対信仰、絶対服従で御父様に対するしかない。それは学ぶ必要も意味もないから言われるがままにただ走れと言っているのではなくて、だからこそ尚一層祈り、み言葉を学び、少しでも近付こうと努力を惜しまない私とならなければならない。学べば学ぶほどに、どれほど傲慢にも自分は理解していたと言えたのかと、恥ずかしく消え入りたくなるだろう。天国も理想世界も、本然の家庭も私の完成体も、そして神様も霊界も、すべては未だまどろんだままで正しい明瞭なイメージを殆ど誰も備えてはいない。ブループリントは御父様の中にしかない。だから御父様はメシヤであり真の父母であり万王の王であり、誰が取って代わることもできない。しかし、誰が取って代わることもできない尊い御方を、私は子として御父様と呼び慕い侍っているこの感情こそ、私が存在している実感でもあり、私と言う存在に対する誇りでもある。