2011年1月8日土曜日
今日の想い 242
平和の主人、血統の主人の冒頭に、これからは先天時代から後天時代、本然のカインアベルの時代へと超える、とある。後天時代は本然のカインアベルの時代であり、カインアベルの関係も本然の関係があるということだ。堕落したからカインとアベルに分けられたのではなく、神様の創造理想の中にカインとアベルの関係性が組み込まれている。堕落したことによって復帰摂理上、カインは悪の表示体となりアベルは善の表示体となったが、創造歴史の過程に於いても更に後天時代に入ってからも、カインの位置がありアベルの位置がある。そしてカインは後に現れるアベルを通して引き上げられていく。カインアベルの関係性で宇宙も歴史も繋げられており、もし私が堕落圏を脱するとしてもやはりアベルの存在を戴きながらアベルとひとつになることによって新たなステージへ引き上げられていく。人類一家族理想を掲げて歩んでいるけれど、人類全てが一応に並列に並べられる訳ではないだろう。その内的霊的在り様に於いて差が出て当然であり、しかしその階層間の関係性は堕落的反発的なものではなく、本然的関係で繋がれていくはずだ。アダム家庭を見るとき、カインはアベルを殺してしまった。どうして殺人までに及んだのか殺すことも無いだろうにと思うけれど、恐らく一つになるか一方を消し去るかと言う選択肢しかない宿命的なものがあったに違いない。アダム家庭でアベルは殺されたけれど、御父母様のもとの本然の関係ではカインとアベルはひとつになる以外ない。私の中のアベルとカイン、即ち心と体もひとつになる以外ない。アベルUNとカインUNもひとつになる以外ない。アベルが生きてカインと一つになることで新しい世界が開け、新しい次元に進む。
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