2011年1月20日木曜日

神様が投入されたものと私が投入するもの

熱が凝縮されて気体になり、気体が凝縮されて液体になる。液体が更に凝縮されるて個体になる。熱が希薄化されて光になり、光が希薄化されて宇宙の響きになる。宇宙の響きが更に希薄化されると言葉の本質になる。宇宙生成は混沌とした熱の状態から気体を抱合した状態を通過し、更に液体を含む状態を通過した後、地球星時代の個体を含む状態に移ってきた。今の地球に至るまで熱様相の混沌地球から様々な光の花咲く気体様相の地球、更に様々な音を奏でる液体様相の地球を経て現在の個体様相の地球時代を迎えている。今の人間に至るまでを見ようとするなら胎児である腹中期間を見ればいい。人間の腹中期間の成長プロセスは今の地球時代に至るまでの人間生成プロセスを物語っている。植物形状のようにやがて頭になる根の部分を下にしていた時期がある。爬虫類のトカゲのように尻尾を生やし四足で活動していた時期がある。元素も今の在り様とはまるっきり違うので、形状がそうであって今の植物や爬虫類そのままが人間の先祖であるとは言えないが、今の人間形状を持つまで様々な形状歴史を宇宙歴史と共に経て現在に至っている。熱が一方で希薄化されて光になると共にもう一方で凝縮されて気体になる。想いという熱が希薄化されて閃きが生じると共に一方で凝縮されてイメージとなる。そのように神様の天宙の創造過程も人間が発明する創造過程も同じだと言える。神様の相対実体を求める想いが気体となり光となる分化が爆発的ビッグバンであるように、想いの強さが全ての展開や創造の基となる。神様の天宙創造と人間創造にどれだけの神様の想いがそこに込められたかを想像するなら、今の私の想いがどれほど頼りなく小さなものであるかを知って、更なる祈りをそこに込めるだろう。神様の私と言う相対実体への想いがどれほど愛の心情に満たされているかを思うなら、神様の創造理想への願いを私の願いとして生きたいと思うだろう。私達の精誠への想いや意志はそこから出てくる。精誠を投入し積み重ねていくことで、必ず悲願が為せることを私達は確信している。

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