2009年1月7日水曜日

組織の在り方 その一(トップから)

我々の組織が御父母様の企業体であるという自覚があるなら、どういう企業体の在り方を御父母様は願われているのか。食品全般を扱いながら、国内のみならず世界的な展開を目指してはいるが、それは確かに御父様が喜ばれる事ではあるだろう。一生懸命親の為に頑張ろうとしているのを見て、喜ばない親はいない。ある責任者が御父様に(億万長者を復帰できるよう頑張ります。)と言った時どう応えられたかと言うと、(それもいいんだけどね、、、)と返事されたようだ。我々が目指している目標に関してもそのような答えが返って来るように思えてならない。御父様は本当に形の上だけでも世界に証ができ誇れるものを欲しておられるのか。或いは世界的展開をして売上の拡大、利益の拡大を願っておられるのか。どちらも形であり、即ち外的事柄に関するものだ。それが為された時天国は完成するのだろうか。自分が考えた時、確かに決して小さな目標では無いけれど、しかし御父様に取っては薄っぺらな事、天宙復帰の為の手段として見ておられるのではないのかと言う思いがしてならない。我々の目標、それはそれで目指すところであるというイメージは無くてはならないが、しかしそれは内的に実った時外的結果として必然的に現れるもので、本当の願いはもっと内的霊的事柄に関するもの、内的霊的基盤を願っておられるように思う。別の観点から言うとみことば伝道が爆発的に進み、多くの国がどんどん復帰されていく状況になった時、我々が目標としている外的事柄は意味をなすのか。世界を覆うには道半ばであるけれど、ここに御父様の真の愛の精神が宿っていると言えるものが見えるとき、我々は御父様の企業体に対する願いの本分に応え、証となり誇りとなると思う。決して形ばかりがでかくなり、内面を見れば堕落性でひしめき合う、或いは空っぽの張りぼて組織体で御父様が喜ばれるとはとても思えない。金融資本主義が立ち行かなくなった今、アメリカの投資銀行は既に破産状態にある。一時はある国のGDPを凌ぐほど世界を席巻する勢いがあったのに死に体の有様だ。物欲を掻き立て数字を果てしなく追っていった結果をしっかり注視し、そこから学ばなければならない。その企業体に為に生きる理念の欠片も見出せるだろうか。この世のビジネス全てが悪ではないし学ぶところはたくさんある。しかし私はあまりにもこの世的ビジネスの在り方に迎合しているように思う。為に生きる精神と真の愛に貫かれた本来的な天のビジネスとして、王道を求めていくべきだと思う。

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