2010年5月5日水曜日

今日の想い 168

アメリカも夏のような暑さが数日続いていたけれど、ゴールデンウイークの日本も暑い。来週には雨も降り気温も下がるようだがこの休みの期間は雨も降らず気温も高いようだ。私にすれば暑すぎるが、寒さを連発する妻に取ってはこの暑さがちょうどいいらしい。妻に取っては祝福された一時帰国に違いない。検査の数値から判断すればいつまで今の生活状態を続けられるかわからないので、お願いして暫く休みを取り、一度妻を日本に連れて帰ってきている。狭い機内では身動きも取れず、足を下ろしたままでじっとして居るしかなく、膝から下は浮腫で象の足になっていた。彼女の実家で休み、足を揉んでやると幾らか落ち着いたようだ。今回思い切って連れて帰ってきてよかった。悪化がもっと進めば難しいだろう。義父は90を超えていて流石に膝が痛いだとか血圧だとか口にするようになったが、まだまだ元気だ。義母も元気だし集まってくれた妻の姉妹もすこぶる元気だ。大きな孫がいる60前後のようにはとても思えない。今までの一月半、監査が終わるまで妻も生きた心地はしなかったろう。そのストレスが更に症状を悪くさせた。み旨の為に気を使い、ストレスを覚えることを災難と捉えずに、自分がそういう形でお役に立てたことを喜ぶ認識を持ってこそ、気を使った意味がありストレスを受けた意味があるというものだ。所詮体を使うか気を使うかしか無いのだから、苦労してなんぼの世界に生きている。苦労の数を数え上げ、人生の棚から卸して苦労話を話し、そして聞かされる場が天国生活ならば、苦労した者勝ちの世界ということだ。元気な者の口から説いても説得力には欠けるが、事或る毎に小出しにしながら妻が受け入れられるよう話しかけている。健康で人生を送ることが幸いな人生であり、病に悩まされれば不幸であるという認識は食口の間にもあるだろう。しかし健康な体で何をするかが問われるのであり、健康な体で自己中心的に生きるなら、健康で人生を送れたことが逆に霊的には裁かれることになる。病にある身は内的にも外的にもそれを克服しようとする過程で、既に健康な人以上に強い霊的生命を勝ち取っていることは紛れもない事実だ。

0 件のコメント: