2010年5月1日土曜日

勝利の日

やっと終った。このひと月半、生きた心地はしなかった。沈鬱な様々な未来が錯綜し、しっかりと信仰を立てようにも足は取られるし引っ張られる。その状況の中にあれば、少しでも弱音を吐き霊的に投げ出した時点で即座に地獄に引き摺り込まれる。内的霊的に一進一退の状況が続きそして今日の天王山を迎えた。前日、特別な条件を立てた訳でも無かったが、毎日の条件の積み重ねを信仰の基台にして、その上で改めて覚悟と決意を供えてこの国の良心に訴え、この地の絶対善霊が働ける自分になるよう努めた。今日の監査が何の咎めもなく終り、監査員が笑顔で部屋を去ると、しばしその場で神様と、そして背後で護って下さった霊達に感謝の礼を捧げた。険しい峠をついに越えた。感慨無量だった。大きな摂理の流れからすると取るに足らない事だったと言えるかも知れない。しかしながら食口のひとりひとりが、祝福家庭のひとつひとつが、そして摂理を預かる組織のそれぞれが、神側とサタン側の鬩ぎ合いの最前線で踏ん張っている。この小さな勝利が必ず全体に波及していく。内的霊的戦いを勝利することでしか、目に見える勝利に繋げる事はできない。表れた表面的なものだけをどれ程いじくりまわし見栄えのいい形に仕上げようとしても、魂が宿っていなければ直ぐにも崩れ去る。伝道にしろ経済にしろ、見える結果を残そうと本当に思うなら、見えないものを確立することだ。今回の試練を越えたことで、新たな器が用意された。この器で新たな知恵と新たな運勢とより大きな結果を取り込むことができる。私に取っても店に取っても、やっと新しい2010年の春を迎えることができた。これからは一気呵成に攻め込んでいける。2010年4月30日、陰暦3月17日、ひとつの内的霊的勝利の旗を掲げたこの日を永遠に忘れることはない。

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