2012年4月21日土曜日

ヨシュア路程と再臨主路程

ヤコブ路程はサタン屈服の象徴路程であり、モーセ路程は形象路程だ。イエス様の路程はサタン屈服の実体路程であり、表示されたモーセ路程を足場に世界的カナン復帰路程を進めていかれた。モーセからヨシュアにカナン復帰が託されたように、紆余曲折としたモーセ路程のその轍の跡(あと)は深くえぐられていて溝を避けることが出来ず、結局洗礼ヨハネの使命を受け継いだイエス様は霊肉に引き裂かれた霊の部分、復活した霊的なイエス様が引き継がざるを得なかった。かくして実体としてのヨシュアの路程は残されており、再臨主はモーセの後を引き継いだヨシュアの形象路程を世界的に実体的に展開していかれる。モーセ路程を蕩減復帰するヨシュア路程であり、それは再臨主路程の表示路程だ。エリコ城を陥落しカナン復帰を果たした最後の勝利的歩みと戦いは、真の父母を戴いて戦う復帰歴史の最後の頂上決戦を見せてくれていることになる。盤石を中心とする出発の為の摂理、ヨルダン河への三日路程とヨルダン河まで導いた契約の箱、分かれたヨルダン河の流れ、ヨルダンの石十二を立てたギルガルの地、エリコの東境にあるこの場所に宿営したのが正月十日、そして正月十四日の過ぎ越しの祭りを守ってのち、エリコの城壁に向かって進軍していった。図らずも御父様は正月十三日(2013年)をD-Day(戦闘開始の日)として決めておられる。瞑想をもって深く尋ねながら講論の後編二章やヨシュア記を読み進めると、当時の勝鬨の声が行間を満たして溢れ出し、彼らが決意と覚悟を差し出したように真の父母に向かう私にも決意と覚悟を促される。

あなたが我々に命じられたことをみな行います。あなたが遣わされる所へは、どこへでも行きます。我々は全てのことをモーセに聞き従ったように、あなたに聞き従います。ただ、どうぞ、あなたの神、主がモーセと共におられたように、あなたと共におられますように。誰であっても、あなたの命令に背き、あなたの命じられる言葉に聞き従わないものがあれば、生かしてはおきません。ただ、強く、また雄々しくあってください。(ヨシュア1.16~)