2013年9月24日火曜日

今日の想い 632

夫婦の合徳は、夫が天の位置に立ち妻が地の位置に立って天地が合徳するのであり、更に夫は全ての男性を代表し全ての陽性を代表した立場であり、妻は全ての女性を代表し全ての陰性を代表した立場で合徳する。しかしながら完成基準に立っていない二人が体を合わせても、地上の感覚的満足を越えて神霊が下って地とひとつになるほどの秘儀的祭壇とはならない。堕落によって人間の体自体も個形物質化してしまったけれども、本然の人間の愛の行為は光輝くのであり、温度が何度まで上がるのか忘れたが御父様は凹の温度上昇を固体人間に取っては物理的には考えられないほどの温度数値を口にされた。それはもう愛による身体昇華と言ってもいいだろう。それは夫を満足させ妻を満足させるというような感覚的なものを越えている。この地上は真の父母が勝利されて真の父母としての使命は完成完結完了されたけれども、地上における実体的再創造は始まったばかりであり、それは人間身体の改造も始まったということだ。人間には病も含めて、堕落し、人間身体が固体化した故の副作用がある。内的な蕩減という問題があるから固体化した人間の外的な病という形を取らざるを得なかったけれども、固体化しなければ病の作用力は本来、熱上昇、すなわち昇華の力や生命体や物質への奇跡的力であったはずだ。堕落することによってどうして人間身体が固体化したかは、他体自覚であるべき意識が自体自覚意識となり、すなわち自己中心的意識が人間身体の在り様さえも密度の濃い固体化へと向かわせたということだ。身体改造、改革が具体的にどう為されていくのかはわからないが、今の身体的在り様が輪郭は同じだとしても本然の状態と全く同じだとは思わない。超感覚意識、即ち物質肉体に封印されていた霊感が解放されるに従い、天地が一つになって神霊を地上に受け取る、本来の合徳の意味を私達は知るようになるだろう。

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