2013年9月11日水曜日

今日の想い 624

一つの仮定として、創造理想完成は人類に於いて真の父母を立てることであり、神様が天宙で最高の位置として立てられた人類ヒエラルキーで真の父母を立てることが何よりも優先されたのであり、よって人間世界に次ぐ天使世界は男性性だけの世界として、女性性は真の父母が立つまでは創造されないのではないか、と言うふうに立てることができる。ようするに愛にも秩序があって、秩序を無視した真の愛はなく、神様の縦的真の愛による創造として打ち寄せる波は真の父母を立てる為であり、打ち寄せた波が引いて行くのは真の父母の横的真の愛をして引いて行く。引いて行く過程で、真の父母による真の愛の天使世界祝福が引き寄せる波として覆われると言うことだ。そうなると真の父母は人類の真の父母であると共に、天宙の真の父母であると、よって当然天使世界の真の父母でもある。天使長ルーシェルは真の父母が立つのを待って、真の父母が天使長を祝福して相対を下さるのを待つべき立場にあった。しかしルーシェルはあろうことか真の母になるべき存在、エバをそそのかして自分の相対に立ててしまった、と言うことになる。愛の秩序を無視したことになる。霊的事実は時空を越えた事実であるから、過去の過ぎ去った事実ではなく現行の事実だと言うことができる。霊的感性が完全に開かれれば霊的事実を見るわけだけれども、血統一体圏が私であれば私の存在の核、即ち私自身が堕落に関与しており、人類始祖から私まで線を引いた、血統上のあらゆる出来事が私の存在の在り様となっている。霊的無知の地上意識としては、私が個として血統圏から解放されたかのように生きているし、蕩減としてかかる血統的に繋がれたものを見ないのであれば地上の目に映る色と欲の世界が人間にとっての全てだろう。人類始祖からの血統一体圏の私だと認識して、敢えて罪とその清算を念頭にする塞ぎ込むような地上生活を送るのは私達だけだろう。その私達も、救い主に教えられてその事実を知ったのであり、知って地上生活の本来の意味するところを歩んでいるのであり、そして未だわからない多くの無知を抱えながらも、不信を抱かず真の父母に従い歩むことで霊的な私、すなわち血統一体圏の私を真の父母の中心にアラインさせながら治療している。真の父母に正しく出会わない者は、地上生活という一瞬の刹那を生き、無限大の宇宙の中の針の先にも満たない場で色と欲に生きている。創造理想への宇宙の波が完全に打ち寄せるまで行かずに、その途上で堕落してしまって頓挫した、そのいつ崩れさるかも知れない波間の刹那に生きている。真の父母に繋がれた私達は、知ると知らずに関わらず、真の愛の引き波で人類と万物と地球と宇宙と霊界の隅々までを覆い行く、先行的群れの指導的位置で権能を行使していくようになる。もし人類が真の愛の引き波に抗うなら、万物が、地球が先に感化されて、引き波は更に大きくなるだろうし、そうなれば人類はその生命をも犠牲にして真の愛の引き波に流されるだろう。私達はこれから真の御母様の権能を見る。天のお母様の恐ろしい力を見る。

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