2013年9月28日土曜日

外的器としての人間創造過程

頭脳神経系の創造が先ず為されたのであり、原初人間として頭脳神経系だけを持った人間存在が先ず登場した。霊がいつ吹き込まれ、いつ心魂存在になったかはここでは問わない。頭脳神経系人間の創造と同じ時期に創造されたのが原初の蝶の存在だ。蝶の本質は光にある。先ず光が創造されたのであり光を担う存在が蝶であり、蝶は光の生命体としての形状化だ。光の内的な本質は記憶だ。記憶という光の内的本質を担う為に神経系人間の創造が先ず為された。現在の神経系の原初を人間創造の最初に見る。そして光が濃密化されて空気の創造が為され、空気を担う存在として鳥の創造が為された。頭脳神経系が思考できるのは内的光の記憶と内的空気の思考によるもので、同じ空気要素で創造された鳥は空気を担う存在であり、現在の鳥はその翼に本質があって宇宙の思考の外的現れであると言える。空気が更に濃密化する過程で呼吸器系、循環器系が創造されて、頭脳神経系、呼吸器系、循環器系を備えた人間が現れた。同じ時期に創造されたのがライオンに代表される高等動物であり、ライオンやトラの本質は呼吸器循環器系の胸にある。さらに水から土に濃密化される過程で牛が創造されるのであり、牛は土の内的本質、つまり消化を担う存在の形状化だ。消化器系動物の代表が牛だけれども、ミミズや蛙なども消化器系動物に括られ、原初の牛、原初のミミズや蛙が創造される同じ時期に人間も消化器系を備えた。よって人間の外的創造は頭部、胸部、腹部の順番になる。アメーバから下等動物、そして高等動物から猿になり人間になったのではない。妻はミミズや蛙や蛇がテレビのスクリーンに現れると目を逸らして毛嫌いしているが、内臓の消化器官とそれらの消化器系動物とはその本質は同じだ。土の本質を担い見事に消化するそれらの存在を見ながら、感心し畏敬の感情を持つのが当然であるのに、毛嫌いするから土の本質を避けてしまって消化器系が悪くなる。

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