2007年2月12日月曜日

経験という価値

新しい店を作ったが失敗したとか投資したが帰ってこないとなると負債として結論づけることになる。どこがまずかったのか甘かったのかしっかりと検証する必要がある。失敗の検証は成功する以上に大切だ。失敗から学ぶことは成功以上にある。ある意味あきらめずに前進し続ければ失敗という認識すらない。失敗と言われていたものは成し遂げるまでの学習のひとつとなる。経営するうえに於いても新しいことをやろうと思えばそれなりの経費なり人件費なりかかる。試行錯誤しながら挑戦するわけだから百発百中という訳には行かない。三つ打ってひとつあたれば上出来と言えるのではないか。では後の二つはただの無駄遣いだったのか。そこから何の学習もないと認めるならば浪費に過ぎない。しかし多くを学べば使った時間や費用以上の収穫をえる。それは今後の経営に大いにプラスになるし内的成長に繋がる。コスト削減に神経質になって新しい投資に躊躇していると発展は望めない。上限を決めて経費を使い勉強代として受け入れる余裕もほしい。パラドックスをどう自分のなかで理解させるか。懸けるべきところにはしっかりかける大胆さと反面、鉛筆は最後まで使い切るという細かさの両面を持ち合わせる。

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