2010年8月5日木曜日

今日の想い 200

今日は今日の踏み込むべき課題が目の前にある。昨日には昨日の課題が、そして明日には今日を踏まえて新たな課題が目の前に準備されるだろう。生きている以上、そこから逃げる訳にはいかない。多種多様な試練を、辛かったり酸っぱかったりといろんな味わいを差し出すけれど、決して味わうに心地よいものは多くはない。甘いものであれば飛びつくけれど、殆どが様々な苦さを含んだ課題だ。甘いものは味わったその場で終わりだが、苦いものには薬を口にするような働きがある。心魂を調整し、無意識の中にある眠った心魂の力を、より深みから意識の上に上らせる働きがある。酸いも苦味も味わい尽くすことで開ける世界が確実にある。ましてや、神様と一体となられた御父母様と共に歩んでいる事実を意識するなら、明らかに対面している課題を消化することで、願いに応える自分になれる。消化すべき苦々しいこの課題に取り組むことで、ひとつまたひとつと御父母様の心情圏に深入りするのであり、御父母様を根源とする新たな心魂の力を受け取れる。だから果敢に取り組むべきであり、常に前進すべき私であって当然だと言い切ることだ。御父様の言動や行動を見ればわかるように、決して後に引かれるようなことは無かった。私達は自分の内面を反省することはあっても、手にかけた事柄に対して決して悔いたり残念に思うようなことがあってはならない。国の為であれ世界の為であれ、御父様の願いに沿ってその想いをみ旨としての行動に強く強く落とし込み、浸透させたなら、かならずその念は結果を残すのであり、消え入って消滅してしまうことは絶対ない。その確信を持って対面する今日の課題に取り組む。今日の今日を一生懸命生きれば、明日の事は明日自身が思い患うだろう。私達は前進する限りに於いて天国生活を為しているのであり、不信を抱き不平不満の思いに負けて後退するのであれば地獄の中で呻いている。天国生活を為すも、地獄に呻くも、私の意識にかかっている。

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