2010年8月15日日曜日
今日の想い (208)
免疫抑制剤の為に抗体が作れず、ウィルスの浸入や体内で深く眠っていたかも知れないウィルスが起こされて帯状疱疹を発症した。最初は注意して見ないと確認できなかった左半身の発疹が、見る見るうちに広がり腫れて赤みを増し、そのうちに水ぶくれ状態に変わってきた。皮膚の表面だけが痛むのかと思ったが神経の炎症も併発しているようで、触れても動かしてもじっとしてても、どういう状態でも痛むらしい。頭の激痛よりましだと本人は言うが、その都度痛みで顔が歪む。特に左腕から肩にかけて腫れはひどく、迷彩服の様な縞模様に皮膚は膨らみ、泥水のような濁った液体で満ちている。症状を見て直ぐに思い浮かんだのは火傷によるケロイドだ。ピカドンで全身火傷を負い、その症状が写されている当時の写真を何度も目にしたことがあるけれど、妻の症状も霊的に見れば同じ火傷だ。おりしも8月6日に頭痛で入院し、全身に痛みが広がった9日に再度入院した。私も広島の出身だけれども彼女もそうで、広島と長崎の日にこう言う状態になったということが、全くの偶然で関係のないことだとはどうも言い切れない。あの審判の日から65年、残った者達が鎮魂の年数を重ねながら今に至っている。しかし全ての魂が恨みを解いたとは言えないだろう。恨みの思いは当時のまま凍結されている。地上に生きている者こそが歴史の清算をすべきだし、彼らの恨みを解いてあげるのも地上で為される。堕落によって愛に満ちるべき地上は恨みに満ちてしまった。悲しいかな恨みの蓄積された大気の海の底を我々は生きている。恨みに生きるのか真の愛に生きるのか、真の愛の実体としての御父母様に繋がり、血統を引き継いだ者としての使命がある。地上を真の愛で満たす使命がある。痛みに対して恨みで対するなら、やはりサタンの血筋を受け継いだ者だと判断されるだろうし、逆に恨みを消化し言い分を天に取り成すなら御父母様の血統圏にある者だと証明できる。この認識で間違っているとは思えないが、どうやって妻に認めさせることができるだろうか。
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