2010年8月16日月曜日
今日の想い (209)
紆余曲折の生を無理にも感謝して歩み、嵐の波間で翻弄される感情を揺さぶられるがままに預け、それでも自らの選択をチョイスして、兎に角前に進むことを迫られる。時を止めることもできず流れに従わざるを得ない。平穏な日々が待つ場所に臨むことはもうないのだ。見通す限りどこまでもどこまでも待ち構えている試練は続き、へとへとになって休むことも許されない。御父様の御後を付いて行く路程が、これほどに過酷を極めるものだとはどの食口も想像もしなかったろう。死ねと言われたほうが楽な道を、敢えて生きて死を超える路程を歩まされる。これから臨んで行く路程に比べれば、今までが幼子が抱きかかえられてミルクを宛がえられるような歩みであったことを知らされる。それほどに困難を極める路程が私達の前には待ち構え、立ちはだかっている。成約聖徒としての本分を量られる本当の路程がこれから始まる。真の父母の血統に繋がれた本当の自我を根源とする魂の育成なしに、この道を超えることはできない。今の魂は堕落の自分に根を持つ偽りの魂だ。偽りの魂が本物の振りをして、如何にも御父母様に侍る救われた子女として演じている。しかし私の魂が本物であるかどうかは私自身が良く知っている。新しい魂が、真の父母に繋がる魂が私の中に備わらなければならない。それには新しい魂が産まれる産道を通過しなければならない。今までは母の胎の中で臍の緒に繋がっておれば良かったけれど、暗い過酷な試練の産道を今私達は目の前にしている。覚悟と決意を供えて飛び込む勇気を奮い立たせた者だけが、この産道を通過していく。その過程でどれ程の食口が生き残れるかはわからない。しかしそこを通過しない限り、新しい天と地に住まうことができる人間の魂として再生されることはない。私の根源に於いて繋がる御父様を掴んで、絶対に放さないことだ。
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